今年の VIBES MEETING は石川県の能登半島、珠洲市にて行われました。
"珠洲"は、"スズ"と読む。
比較的近いので、今年の VIBES MEETING には参加して参りました。
写真は受付で貰った今年の VIBES MEETING パッチと、今回初めて作られたフラッグ、
そして、地元の名産なのか、荒塩(?)を貰いました。
10月6日。
つい5日前に私は社会復帰致しまして、
無職上がりの鈍った体で5日間連続勤務をした為、大変疲れておりました。
でも、天気もいいし、もし疲れたという理由で行かなかったら元気になった時に死ぬ程後悔する事は分かっているので、
疲れた体にムチ打ってエヴォスポーツにキャンプ道具を積みました。
名古屋を出発し、東海北陸道~北陸道~能登半島有料道路とひたすら高速で400キロ。
9時に出発し、殆ど休憩を取らなかったお陰で3時間半で北陸道に入る。
北陸道入ってスグのSAにて、レッカーされているショベルを発見。
そろそろVIBES臭くなってきました。
13時頃に能登半島入り。
能登半島有料道路に入ると流石にバイクの数が増えてくる。
料金所が4つもあり、3つめの料金所ではいよいよバイクが詰まり出した。
バイクには数人のおっちゃん達が通行券のチェックをしに回ってくれて、
比較的スムーズに料金所は流れていましたが。
料金所には、
"10月6日~9日 バイブズミーティング イン 珠洲 開催により混雑が予想されます"
と、ちゃんとした看板が制作されて立てかけられてました。
なんという待遇。
これはVIBES本誌にも載っていた話ですが、
今回のイベントは市長さんの方から是非石川県でやってくれー、というアピールがあったらしい。
先の地震で観光客が減り、全国からバイク乗りが集まるバイブズミーティングで
それを呼び戻すきっかけにしたいという意思みたい。
こんなアウトロー供の為に色々準備をして頂けていた様です。
能登半島有料道路を降りて最初にあつたスタンド。
能登半島有料道路には90キロに渡ってガソリンスタンドが無い為、道路降りた途端みんな殺到。
セルフのスタンドでは、バイク用のレーンが設けられ、スタッフの人がつり銭を清算機から取ってきてくれました。
超親切待遇。
余談をもう1つ。
能登半島道路を降りてすぐ、ミーティング参加者達とツーリングのように集団走行している時。
前を走るリジッドショベルのリアタイヤがテカテカに光っている事に気付く。
まるで雨の中を走ってきたように。
雨も降っていないのに何だ? と感じた瞬間、
ショベル車体下のホースが何かを噴き出し、道路に一条の黒い帯を描いた。
ブリーザーホースから大量のオイルが噴出している。
リアタイヤはオイルでテカテカになっていたのです。
こんな危険な奴の後ろなど走っていられませんので、目の前のコンビニに飛び込む。
ヘルメットを脱いだら、
ヘルメットのシールドに、奴が撒き散らした霧状のオイルが吹きつけられていました。
服にも、メットにも、グローブにも荷物にも。
すぐにコンビニのトイレで石鹸を借りてオイルを流す。
フロントタイヤとクラッチワイヤーに残る、 飛び散ったオイルの後。 あの野郎。 滑ってクラッシュしてしまえ。 ・・・・・冗談抜きで、ホントにクラッシュしてないよな・・・・ クラッシュも心配ですが、 エンジンの中身もクラッシュしてないか心配です。 |
会場の5キロ程手前のコンビニで、
既にイベント開催前日からフライング入場していたモフィさんと合流。
この手前で、偶然チームのメンバーの一人とも合流して一緒に走ってきたのだが、
ここではぐれてしまい、それっきり。
そのコンビニの前を荷物を満載したチョッパーが会場へ向けて次々と走り抜けてゆきます。
コンビニに居た男子高校生グループ、大興奮してました。
合流地点近くのスーパーにて飯と酒を購入する。
そしていよいよ会場入り。
会場の入り口のインパクトがスゴかった。
いきなり会場を見下ろせる場所に出るのです。
だだっ広い広場に、数え切れないバイクとテントが並ぶ。
丁度夕暮れ時で、バイクが光って見えて綺麗だった。
木々の向こうに見えるのは山ではなく、水平線。
次々と入場ゲートをくぐるバイク。
受付で、地震への募金も含む参加費3500円を支払い、冒頭に貼った写真の物を貰う。
駐輪場の土は、やや柔らかい。
雨が降ると、少し大変かもしれませんね。
天気予報では、イベント最終日が雨の予報ですが、果たしてどうなる。
( このレポは2日目の夜に書いてますので、最終日がどうなったかなどまだ知りません。 )
モフィさんは会場を見渡せる、小高い場所にあるテントサイトを確保してくれてました。
静かな場所だと思ったが、スグに人でいっぱいになってしまった。
モフィさんとテントを並べて張っていたのは、フライング入場繋がりの人で、
なんとVIBESでとらぶるちゃんぷ書いてる方でした。
バイブズ買わない号もありますが、とらぶるちゃんぷだけはしっかり立ち読みしてます。
駐輪場を見て回る。 トライク軍団とロングフォーク軍団は 駐輪場から追いやられてました。 |
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腰下がエヴォ、 腰上がサンダンスのスーパーXR。 ビックツインの腰下使ったXRの存在は知っていたが、 初めて見ました。 しかしこのバイク、ナンバーが緑だ。 箱も付いてるし・・・ まさかこのスーパーXR、バイク便か・・・・? |
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金属地のプリズミックタンク。 なんともいえない凄みの効いたシルエットです。 私の中では一番カッコよかったかも。 |
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派手さは無いが、綺麗でスタイリッシュなエヴォ。 エヴォビックツイン買うなら、 こんな雰囲気に したいものです。 |
とにかくVIBESミーティングのバイクの数は凄い。
5、6000人集まるイベントと言うし。
今日だけで3000台くらい止まってたのでしょうか。
流石に見ただけでは数の見当もつきません。
拡大版は別窓でコチラから。
今回も動画付き。
動画の撮影には慣れていないので、カメラワークがヘタなのは勘弁。
誰か上手な撮影の仕方教えて。
一般の人も大勢見学に見えてました。
会場までの道のりでも、おじさんや、孫をつれたおばあさんなど、ちょくちょく手を上げて挨拶をしてくれました。
部活帰りか、ジャージ姿の女の子に手を振られた時は狂ったように手を振り返しました。
日も落ちて、テントサイトではランタンの灯りに火が灯る。
モフィさんの鍋や、トラブルチャンプ書いてる人 (名前書いてもいい気もするが伏字。忘れた訳ではない。 )にメシを食わしてもらう。
食に関しては相変わらず人任せ。
自分はごはんパックと缶詰を温めただけです。
完全に日も落ち、会場の景色をもう一度見るために坂の上へ向う。
ちょっとした夜景状態。
暗くなってからもバイクは次々とやって来て、受付へ向うヘッドライトが並んで走って行くのが良く見えます。
20時を過ぎたあたりで、やって来るバイクが途絶えはじめましたが、
それまでは受付の方を向くと、必ずバイクの灯りが何台も連なっているのが見えました。
相変わらず用の無い店舗ブースを見て回る。
地元色の強いお店が多く出ていました。
能登のお土産がバイブスミーティングの会場で買えるとは思わなかった。
マッサージまでありました。
バイクイベントでこんなの見るの初めてですが、
何百キロと走ってきたライダーには結構需要があるかもしんない。
21時頃でしょうか。
明日は早朝撤収のモフィさんは就寝。
俺も無職上がりの5連勤疲れと、名古屋から能登半島のさきっぽまで走ってきた疲れがあり、
かなり早めに寝てしまいました。
◆
10月7日 5時30分。
早起き予定のモフィさんについでに起して貰ったら、
やたらと目覚めが良かったので二度寝しずにそのまま俺も撤収準備。
日の出。
夕方~夜の間に到着した参加者も多く、駐輪場に止まるバイクの数は、またスゴイことになってました。
ここでカメラに収まりきらない会場を3枚に分けて撮影。
フォトショで適当にくっけました。
会場全景図。
夜から仕事のモフィさんは6時半くらいに撤収してしまう。 俺もだらだらと荷物を片付け、7時ちょい過ぎに撤収。 |
また来年会いましょう!!
って、来年は何処でやるんだろうね。
俺のカンでは九州なんですが。
九州なら大阪からフェリー使って楽に行けるのになー。
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Chain Masquerade Ver2.0
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