バイブスミーティング 2009 新潟柏崎

VIBES MEETING 2009 in 新潟柏崎

今年も行って来ましたよバイブスミーティング。
第17回、2009年の開催地は新潟県の柏崎市。
名古屋から400キロと離れてはいません。これは行くしか。

今回はMCのメンバーと一緒に行く事に。
以下、事前に行われた電話によるBOSSとのやりとり。

BOSS　「VIBESは11日の朝３時に出発だから。」
猫好き「３時ですか。早すぎませんかね、５時くらいはどうですか？」
BOSS　「わかった、他のメンバーにもきいてみるわ。」

数分後

BOSS　「夜中の１時に出発になったから。」
猫好き「つ］ﾟдﾟ) ・・・何で時間早くなってるんですか？」

◆

2009年10月11日　AM1:00　
岐阜県中央道恵那峡SA

そんな感じで１時集合の上に集合場所が名古屋から離れた恵那峡である。
よって自宅を出たのは２３時３０分。
もう朝早すぎるとかいうレベルではありません。何かがひとつ繰り上がってしまった感じです。
更にバイクは前週のHOTRUNで起こしたキャブのオーバーフローの修理が
その日の夕方にあがって来たばかりという病み上がり状態。
とはいえ暴君に逆らう勇気もなければ、一人で新潟まで走るのもつまらないと感じる猫好きは、
大人しくBOSSの偉大なる意思に従う。

珍しく時間前にメンバーが全員揃い、
スタンドで給油した後出発。
一緒に行くメンバーは５人。
二人は既に１日目から会場入りしており、もう一人は別行動で現地合流。

寒い寒い言いながら走っていると、
恵那山トンネル抜けた先の温度計が６℃だった。
この季節に山の中を真夜中に走るのはやっぱりマズイ。

梓川SA。
コーヒー飲んだりおでん食ったりして外に出たらガスが出ていた。
夜明けが近い。

SAから道路に出るまではハラハラしてましたが、
視界は少し悪いものの、極端にスピードを下げる必要は無かった。
自分以外はみんな７リットル程のミニタンクなので、大きなＳＡごとに休憩です。

６時頃、松代SAにてご来光。
山に沿って垂れ込める雲がキレーで、ようやく走ってて楽しくなってきた。
寒いですがね。さっきの温度計は４℃とか言ってたよ。
しかも遠くの山の峰が白くなっていた。後に聞いた話だと、前日が初冠雪だったそうな。

松代SAでは飲食店や売店が早朝では開いておらず、
立ち入れる施設で外気と断絶されているのは、トイレと自販機コーナーだけだった。
その自販機コーナーが過剰なほど暖房が効いており、あまりの快適さにここでテントを張る案が浮上。
俺もここに住みたくなったよ。

松代から５０キロ程走った、ＳＡ。名前忘れた。
ダイゴ君の赤い長エヴォは今日もキック一発絶好調かと思いきやフロントが振れていたらしい。

ココまで来て、ようやくVIBES MEETING行きっぽい集団を目にするようになる。
実は恵那峡からココまで、全くといっていいほどバイクに会わなかったのだ。
３日間で１万人以上と７０００台以上のバイクを集めるイベントです。
期間中は高速道路がチョッパーだらけになるのですが、今回は全く見かけなかった。
まぁ、夜中だったしな。走ってたのが。

今回唯一の猫好きナルシー写真館。
VIBESっぽくない格好ですいません。革嫌いなんです。
自分的には着込んできたつもりですが、今回も皆から寒そう寒そう言われました。
どうも自分は寒さを感じにくい体らしい。その代わり暑いの駄目なんだけどね。
かずさん写真どうもです。

会場目前の米山ＳＡにて雨に降られる。
天気予報では、柏崎では午前中まで雨が残るかも、という予報ではありましたが、
一つ前のＳＡの写真でも晴れているように、どうせ降らないだろうとタカを括っていました。
急に曇りだし、急に降りだした。
先発隊に電話をすると、会場でも同じような天気だそうです。

こっから雨なので暫く写真無し。
とりあえず合羽を着て９時３０分頃に会場入りを果たす。
１時に出て９時３０分に到着とか時間掛けすぎだろう・・・。
お陰でそれほど疲れずに到着出来ましたが。
しかし、到着した途端雨が止み、海側からは青空が見え始める。

受付をして通された場所は、メイン会場から遥か東に離れた公園。
徒歩でメイン会場から２０分ほどかかります。
コレと一つ下の写真は夕方のもので、到着時は曇り空でした。

メイン会場から離れてはいるものの、
バイクのスグ近くでテントを張れるし、人も少ないし、防風林と土手のお陰手で海からの風もありません。
非常に良い環境でテントを張る事はできましたが、
ここはバイブスミーティング会場とは呼べないね。

テントサイトには小さなかたつむりがいっぱいです。
気付いたらテントや荷物箱にくっついてます。
普段ならテントに侵入した虫どもは例外なくデストロイするのですが、
かたつむりさんは可愛いので可能な限りサルベージしました。

防風林を抜けて土手に登ると、目の前には日本海が。
そして遥か遠くに見えるバイブスミーティングメイン会場。
その距離は絶望的。
バイクで行くとまた面倒くさい事になりそうなので、大人しく歩いて会場へ向かう。

土手を歩いていると駐車場に出る。
すごい数ですが、ここはいくつもある駐車場の一つにしか過ぎません。

土手を降りて一度車道に出る。
会場に向かうバイクと、受付を済ませテントサイトへ向かうバイクが入り乱れています。
何も知らずに通りかかった人は何事かと思うでしょう。

メイン会場到着。
時刻は昼少し前。受付には長者の列が。
自分達は雨降っている時に来たせいか、殆ど並ばずに通れました。

メインのテントサイトは砂浜です。
陸に側は微妙に芝があり、"土"という感じですが、海側は普通に"砂"。
風も強いし、ペグも打てないし、どないせいという話です。
土嚢でテントを固定している人もいましたが、あの土嚢も多分早い者勝ちのレンタル品だったのでしょう。
また、防風林の斜面や、てっぺんにテント張っている人や、
寝返りうった拍子にテントごと転がり落ちるんじゃないかという場所のテントも。
この惨状を見ると、自分達は良い場所にテント張れたなと思えますが、
メイン会場が遠すぎるというのは遺憾な感じです。

サイトのTOP写真に使用。
広い。とにかく広い。そして横に長い。

写真撮ってたら先発隊のりょーさんが通りかかる。
これから撤収です。
おつかれさまでした。

出展ブースやバイクなどを見て回り、テントサイトへ戻る。
その後、もうメイン会場に来る事はありませんでした。
一度行ってある程度見て帰ってくるだけで１時間かかりますから。

夜になり、酒盛り開始。
とはいうものの、うちのＭＣ酒を飲める奴が少ない。
自分も今日は１杯だけ。
そして交わされる会話は、いつもどおり耳を塞ぎたくなるような下品な話ばかり。
今度の週末にでも一度鼓膜を張り替えた方がいいな。

海に沈む夕日を見逃した事と、
２日目のメインステージの観覧を見逃した事と、
突然打ち上げられた花火が手前の投光機で良く見えなかった事が心残りです。
多いな心残り。

何時か忘れましたが、割と早めに就寝。
昨日の夜から２４時間以上起きているのだから当然ですが。
BOSSとかは多分３０時間以上起きている。
離れのテントサイトのお陰で、深夜までギャーギャー騒ぐ馬鹿もおらず、スグに寝付けました。

◆

2009年10月12日

７時３０分起床。
だらだら撤収準備に入る。

朝の静かな公園にナルふたり。

みんなはのんびりして行くようでしたが、
自分は早く帰って休日有効利用に勤めたかったので、休憩最小限プランで一足先に撤収させてもらう。

最後の全体集会も終わっているようで、岐路についたバイカーが会場前の道を埋め尽くしております。
毎年の事ながらすごい光景です。

会場正面のセブンで飲み物と煙草を補給。
店のアルコールコーナーは壊滅状態。

イベント開催中はコンビニの前が悪そうなバイクだらけで、
70年代の映画に出てくるスラム街のバーのようでした。

レジの裏には大きな荷物が沢山。
用済みのキャンプ道具や会場で買った物をココで送ってしまうんですね。
テメエで持って帰れ。

果たしてこのセブンはこの３日間で
何ヶ月分の売り上げが出たのでしょうか。

セブンの前で、
「VIBES最高！　ありがとう！」
みたいなダンボールのメッセージボードを掲げる家族連れが。

間違いなく彼らはVIBESの１２月号に載るでしょう。

沿道には地元の人がパレード状態の道路を見に来ていました。
走り去るバイクに手を振り、参加者のバイカーもそれに応える。

この写真ではありませんが、たまたま一人のバイカーの表情が良く分かる写真が取れたのですが、
その彼が物凄く嬉しそうな顔をしているのが印象的でした。
このお見送りロードを走ると、つい嬉しくて顔がニヤけてしまうのです。

いつもは見送られる側ですが、今回は暫く道路沿いで帰路に着くお仲間を見送っていました。
スゲーよね。どんだけ来んだよ。バイク多すぎ。

イベントの前半は天気がイマイチでしたが、最後に晴れてよかった。

バイク見送っていてもキリがないので、自分も隊列に紛れ込みます。
手を振ってくれる沿道の人に手を上げ、頭を下げながら走りました。

帰りは市内を横断する柏崎ＩＣではなく、市街地を避けて一つ西側のＩＣから帰るようにと言われました。
日本海沿いの道を少しだけ走り、IC手前でバイクで溢れかえったガソリンスタンドを見て、撤収。
おつかれさまでした。

◆

さてさて、
来年の開催はどこでしょう。
猫好きさんの予想は、東北地方か、前回流れた宮崎とかではないかと踏んでいるのですが。
名古屋から５００キロ以内か、または船で一晩で行ける場所なら来年も参加します。

◆

後日談というか、今回のオチ。

今回は何のトラブルも無く帰ってきました。
と思ったら、翌日いつの間にかキャリアを止めているボルトが１つ飛んでる事に気付きました。
何時からだろう･･･荷物崩壊しなくてよかった・・・。
最近遠出するたびに細かなトラブルが起きるな・・・。

あと、久々に燃費計測したら高速でリッター２８キロを超えてました。
ビバＣＶキャブ。