アメリカツーリング -ザイオン国立公園~デスバレー- ハーレ、ソフテイルやスポーツスターのカスタム、ツーリングやキャンプミーティングの様子をレポート

アメリカツーリング

-5日目- ザイオン国立公園~デスバレー

1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目


5日目
2007年6月20日


7時起床。
因みに本日の出発時刻は7時。
ターミーさん目覚ましが不発に終わったようで、2人で遅刻する。
因みに昨日干した洗濯物は乾ききってなかった。



本日はザイオン国立公園からラスベガスを経由してデスバレーへ向います。
相変わらずの砂漠地帯を走る。
相変わらず暑い。

乾いてない洗濯物はバイクのトランクにそのままブチ込み、
休憩の度にトランク開けてパンツとか靴下とか日に晒してた。
現地のアメリカ人や、参加者の女性人にどう思われたか分からないが、
まぁ、どうとでも思わせておけ。




追い抜きざまに撮った写真。
ゴールドウィングも結構見かけました。
このゴールドウイングはトレーラーが。そういうバイクも少数ですが他で見かけました。

自分たち日本人がハーレーに乗っていて、アメリカ人の人達がホンダに乗ってる・・・
変では無いですが、何か・・・変(?)。
というか、ゴールドウィングって320万円もするんですね。
アメリカで買ったら税金とかでもうちょっと値が張るのかな・・・?



岩山の合間を行く。
凄い景色ですが、正直5日目にもなると、慣れてきて感動が薄い。
勿体ない話です。



ここでも走行写真の撮影を行い、
バイク組みは固まってノロノロと走る。
車間ばかりに気を遣い、正直景色を楽しめなかったかも。



今朝知ったのですが、
なんと、名古屋のディバイスさんが、お客さん達とアメリカツーリングに来ているそうです。

ディバイス組と合流して、何となく皆で集合写真。
同じく名古屋に住む私としては、凄い偶然だな、とは思うものの、
ディバイスには1度冷やかしに行った事がある程度なので、何か微妙。

ディバイス組みの年齢層は若く、いかにも名古屋っぽいバイカー集団でした。



ラスベガスへ向けて再出発。
砂漠地帯を走っていると、砂漠の景色からやけに浮いてるコバルトブルーが見える。
コロラド川だったかな。



荒れた山を下って行くと、やたら広い緑の平野が現れました。
ラスベガス入りです。
だだっ広い平野の真ん中にはデカイビルがズンズンとおっ立ち、空では飛行機が離陸して行きます。
ほんとに砂漠のど真ん中にあるんですねー・・・
なんでこの辺りだけ緑があるんだろ・・・。
盆地になってて水が溜まるから?



久し振りの大きな街。
でも、気になるのはセブンとかサークルKの元祖の店とか些細なモノ。
コンビニであると同時にガソリンスタンドです。



ハーレーダビッドソン・ラスベガスへ。
ここは観光も目的ですが、Virgin-Harley にてコラムを書いている
こちらのメカニック、芦田さんを尋ねに来たと言う事も目的です。
私と同い年 (1つ下かも) なのに異国の地でハーレーのメカニックをされています。何かスゲー。
こちとら、現在初めての海外旅行中だっつーの。



とーにーかくデカイ。
売り場も整備工場も超デカイ。
岡崎のメガディーラーと比べるのもアレなくらいです。

ターミーさん曰く、
「どこのジャスコやねん!」

全くです。




ターミーさんにくっついて工場に侵入。
一般の人は入ってよかったのかな・・・。まぁいい。
端っこに止められたバイクの数も凄い。
日本では売っていない、ビューエルのブラストも初めて見ました。
スポーツスターの1200N、ナイトスターも展示されてました。カコイイ。

ここで昼食。
近くに吉野家があるらしい。
牛丼ラージは、特盛り2杯分くらいのボリュームだとか。
味も気になる所でしたが、ハーレー・ラスベガスの目の前に立つ、中華料理屋で済ます事に。

食事の時、
芦田さんに、猫好きというハンドルネームを名乗っていると話すと、
私がVirgin-Harleyで連載していたツーリングレポートを見た事があるとの事だったので、何か嬉しかったり。
海を越えた異国で、Virgin-Harleyに関わる人間が出会いました。




ラスベガスの中心街を行く。
とにかくゴチャゴチャした街で、華やか。
交通量が多く、なかなか進まない。
気温も恐らく40度前後あり、エンジンがオーバーヒートしないかと不安になります。



雑誌などで見た事ありませんか?
ハーレーダビッドソン・カフェです。
このデカイヘリティジを見た瞬間、"ココの事かーッ"って感じでした。
とりあえず、この辺りでラスベガス観光。



ハーレーダビッドソン・カフェの中。
リフトで吊るされたハーレーが店の中を何台も回っています。
これ、お店が買ってるのかな・・・・ハーレーが宣伝の為に置かしてもらってるのかな・・・・
何とも金のかかったディスプレイです。

それ以外にも旧車や新型車まで、店の中で飾られていました。



ひときわ目を引いたのが、映画イージーライダーに出てきた、キャプテンアメリカ。
撮影に使われたマジモンだそうです。

自分の部屋にはイージーライダーのポスターが飾ってあります。
そのポスターに写っているバイクが自分の目の前に・・・
もっと言うと、これは30年くらい昔の映画ですよ。

何ーとなく感慨深いです・・・。


水を買うついでに街をウロウロする。

マニア心を刺激する水着が並んでいました。
全くもって目の毒です。


こんなもんを写真に取っている日本人を、
現地の方はどう思われたのでしょうか。






あと、ラスベガスの街は色々とふざけ過ぎだと思う。

金が掛かっている上、スケールがデカく、秋葉原より節操が無い。




ラスベガスの街を後にし、デスバレーへ。
町外れの踏み切りで、尋常じゃ無いほど長い貨物列車の通過に足止めを喰らう。
エンジン切って、水を飲んだり、写真撮ったり・・・煙草吸う時間もあったな。


デスバレーに近づくにつれて、どんどん暑くなる。
デスバレーは海抜マイナス80メートルで、干上がった海水が地表を白くしている・・・という土地。
この6月の平均最高気温は46℃にも昇るらしい。



本日の宿に到着。
時刻は20時で、周りの景色は夕方といった感じ。
吹いてくる風はエンジン熱のような熱風で、日陰に居ても
ベルトのバックルなど、身に付けた金属類がやたら熱くなる。

さてと休むか、と思っていると、
ツアコンの方が、この近くにダンテズ・ビューと呼ばれる絶景ポイントがある事を教えてくれました。
特に今からの見える夕陽はスゴイらしい。

ただし、往復1時間くらいかかる場所なので、見に行くと夕食を食べ逃すという。
ターミーさんと自分は食事よりも絶景ポイントを優先し、カメラマンの方も巻き込み3人でダンテズ・ビューへ向け、車を飛ばす。




残念!!
既に日が沈んだ後でした・・・
とはいえ、雲ひとつ無い澄み切った空に浮ぶ見事な紺と橙のグラデーション。
そして眼下には、暗くて良く見えないけど、塩の浮ぶ干上がった湖(?)の跡。

これはスゲー。
そして、結構強い風に、肌寒いくらいの風。
宿の周りはあんなにも暑かったのに、結構標高がある為が随分と気温が低かったと思われます。

自分の安物カメラでは暗い写真は撮れないので、ターミーさんより写真を拝借。
暗くなった湖の跡の周りだけ、フォトショで違和感が無い位まで明るさ補正してあります。
見えるかな?


宿に帰ると、食堂は飲み物以外のオーダーが終わっていました・・・
仕方ないので部屋に戻ってると、ターミーさんがツアコンの方が確保しておいてくれたピザを持ってきてくれました。
夕食抜きの事態は免れました。
感謝です。

クーラーをガンガンに効かし、就寝。



本日の移動距離
約560キロ。



←4日目へ6日目へ→

⇒Report Topへ戻る


▲ 一覧へ戻る。


Chain Masquerade Ver2.0
since 2003.02.02 Nekozuki