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でかすぎるベッドでそこそこ快適な目覚め。 キャンプではこうはいかない。 あとベッドに枕は2つもいらないよ。 4つあったホテルもあったな。 そんなにあると意味が分からない。 昨夜はあれだけ暑かったというのに、朝方は随分と涼しくなっている。 というか、部屋より外の方が涼しくなってるし。 朝日がはげ山に当たり真っ赤でキレイ。 |
6時30分。
ホテルを出発。って、早ぇな。
とりあえず、朝イチでガソリンを給油する。
アメリカのスタンドはセルフばかり。クレジットカードを読み込ませ、パネルを操作するのですが、
給油機の型によって結構手順が違い、最初の数日は随分てこずりました。
しかも、カルフォルニア州の給油機は、給油ノズルを給油口に密着させないとガソリンが出てこない、変なセンサーが付いてます。
どうも大気に気化したガソリンが散らないようにしろとの州の決まりらしい。
色々大雑把なくせに、変な所で細けぇな。
この型の給油ノズルだと、タンクいっぱいいっぱいに給油できないので、なんか鬱陶しい。
おっしゃ行くぜ!!
なんか朝早いから夕方みたいたぜ!!
因みにこのツアー、毎年企画されているそうなのですが、
毎年2日目には事故が発生するというジンクスがあるそうです。
話を聞く限り、バイク全損とか、水没(?)レベルの勢いだそうです。
ひと死にや重傷は出てないようで、それはそれで不思議だ。
役的にはおいしそうなので、意欲的にこのジンクスを俺のモノにしていきたい。
例の風車の所で一時停止。
写真撮りましょうということで、ターミーさんに撮って貰う。
路肩の地面は完璧に砂。
暫くは砂漠地帯が続きます。
エレクトラグライド・クラシックの防風効果は完璧です。 巻き込む風で体が揺さぶられる事も無く、 腰から上は風圧が殆どかかりません。 防風効果が完璧過ぎて胸元に風が吹き込んでこず、暑いです。 更にシートもフカフカで、おしりとの密着性も抜群。 おしりも汗だくであります。 シールドも高く、視界は常にシールド越しで、 やや景色を楽しむのに邪魔かも。 当初借りる予定だったストリートグライドだったら、 このあたりの不満は無かったかもしれませんが、 やっぱショートスクリーンじゃ風で体振られて疲れてたかな? とにかくこのバイクは、高速で長時間走っていても、 全然疲れないバイクでした。 |
一度街に入り、街を抜けてからジョシュアツリー国立公園という場所へ。
無線機からガイドが入る。
道路わきに生えている、サボテンか木が良く分からない、変な木。
それがジョシュアツリーというものらしく、この公園にはそれがいっぱい生えているのだとか。
行く先々でこの木は目撃しました。
パーキングがあり、休憩。
周りには、そのジョシュアツリーが無数に生え、
少し離れたところにゴツゴツした赤い岩山が。
写真では伝わらないですが、結構デカイ。
そうそう、パーキングリ裏手で、でっかいウサギを見たよ。
車組みのジープとマスタング。
幌を外し、オープンカー状態。
この辺りまで来ると、空の色が随分と変わってきます。
空の天辺は随分と深いブルー。
地平線から空の天辺まで、フォトショップで色調補正されたようなグラデーションを見せてくれます。( なんという例えだ・・)
ジョシュアツリー。 枝に近いほど木の皮が長く伸びていて、毛みたいになってました。 大きな木になると、枝が上へ下へねじくれるように伸びて、 ハッキリ言ってブキミです。 |
パーキングを後にし、公園の出口でアメリカ国立公園の年間フリーパスを80ドルで購入。
これから回る国立公園の入場料の合計より、年間パスの金額の方が安いらしい。
モハベ国立保護地域を通り、ルート66へ入る。
道中、塩田を見た。
遠くから見ると雪が積もっているようでした。
ルート66沿いにある、ロイズ・カフェへ立ち寄る。
日陰に置かれた温度計と共に撮影。
摂氏37℃。
適度に暑い。
右の数値は華氏ね。
ガソリンスタンドを改築したカフェらしいのですが、カフェと呼べる店構えでは無かった。
ロイズカフェの写真が入った新聞記事の切抜きが貼られており、何か揉めているか問題でも抱えているのか、事情がありそう。
が、記事を読めるほどの英語力は無いので、普通に目の前の景色を楽しむ事にする。
別に何でもいいわ。
バイク乗りが集まる場所のようで、ハーレーに乗った外人さん達がやってきました。
いやいや、外人はここでは俺達の方ですか。
やたらフランクに接してくれる現地のハーレー乗り。
ターミーさんや、同行のカメラマンさん達にとっても、良い絵だったでしょう。
写真のでっかい外人さんに、日本では何に乗っている?
と聞かれたので、スポーツスターと答えたら、フーンみたいなリアクションをされたように感じたのは
多分俺の被害妄想フィルターのせい。
アメリカではツーリングモデルのハーレーを沢山見ました。
逆にスポーツスーターは殆ど見かけませんでしたね。
ショベル等の旧車も、1台しかみかけていません。
結構すれ違うバイクは多かったのにね。平日なのに。
ルート66を東へ進む。
道路にはルート66のマークがプリントされていたが、写真を撮るタイミングが無かった。
ターミーさんがいつの間にか激写していたのでそのうちの1枚を失敬する。
ルート66は、現在ではアメリカの地図上には存在しない道路番号だそうです。
そんな扱いだからかどうかは分かりませんが道はやや荒れてました。
というか、フリーウェイでも普通の道でも、日本に比べ舗装の状態は良くありません。
エレクトラグライドのエアサスと、分厚いシートのお陰で全く苦になりませんでしたが、
これを自分のスポーツスターで走っていたらと思うと、考えるだけでも疲れる。
暫く進んだところにある、ハックルベリー・ジェネラルストア。
どんな場所なのか良く分かりませんが、ルート66沿いにある、バイク乗りが集まる・・・雑貨屋・・・なのかな。
ルート66にまつわるお土産等も売っていましたが、自分は水だけを買っておく。
それにしても、水に1ドル前後払わないといけないなんて、嫌な国です。
でも、水分は頻繁にとらないと、本気で走ってる最中に干からびます。
いい雰囲気なので写真撮って貰う。
昔はこの給油機も動いていたそうな。
空気が乾燥しているので、鼻の中がすごい事になってきました。
鼻をかむとスポーーーンと血混じりのとんでもないデカブツが飛び出してきます。
粘膜も乾燥にやられてますね。
唇もリップクリーム必需品かも。
自分は唇乾く人間では無いのでリップクリームなど使った事ありませんでしたが、
そんな私でもすぐに唇カサカサになり、リップクリームを使い始めました。
宿のあるセリグマンへ到着。
宿に入る前に、ルート66沿いにあるお土産やへ。
なんか、蝋人形だらけの変なお土産やです。
この近くには、ルート66名物の、床屋のおじいさん・・・・ナンディさんだっけ? ←多分違う
がいるそうです。
ネットか本で、そんな話は聞いていましたが、あまり詳しくないし、関心も薄かったのでスルー。
到着した参加者をターミーさんが激写。
なんでターミーさんが先回りしてたかは忘れた。
本日の宿のモーテル。 モーテルとはモーターホテルの略。 昨日のホテルに比べると、少し見劣りするかな、なんて考えてたら、 ツアコンの方が、 「これでもこの街いちばんのモーテルです。」と紹介をする。 気にしてたのかな・・。 とはいえ、設備やベッドは十分綺麗でしたが。 |
夕食はモーテルの隣のレストランで、
いかにもアメリカ的なでかさの肉を食べる。
食事が終わるといい感じの夕暮れ。
雲ひとつ無い夕暮れです。
因みに、日が完全に沈むのは21時を過ぎたくらい。
だいぶ明るい時間帯が長いですね。
日の出は、普通に6時くらいです。
部屋の前には灰皿と椅子があり、柱にオレンジの明かりが灯っています。
そして、目の前には駐車場があり、自分たちのバイクが並ぶ。
とても良い雰囲気の宿です。
朝リセットしたオドメーターを確認すると、今日の走行距離は355マイル。
1マイル1.6キロで計算すると、約570キロですか。
何か、事前に貰ってるスケジュールより随分と走ってるな・・・・
とはいえ、これだけの距離を7、80マイルのペースで走っていても、それほど苦にならないというのは、
ツーリングモデルのハーレーは凄いですね。
自分のスポーツスターだったら間違いなくそんなペースで200キロ走ったら肩が痛くなってきます。
一度も肩も首も痛くならなかったもんなー・・・今回の旅は・・・。
エレクトラグライド恐るべし。
本日の移動距離
約570キロ。
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Chain Masquerade Ver2.0
since 2003.02.02 Nekozuki