THE13th VIBES MEETING IN KAGAWA-SAKAIDE



〜前回までのあらすじ〜
神戸缶コーヒーミーティング会場を後にした猫好き、ロズウェル、バッタは、
BOSSの指令に従い、テフロン加工のフライパンを求め人気の少ない田舎道をひた走るのだった。
そして・・・


「 集合場所に遅刻してもBOSSのフライパンのせいにできるからゆっくりいけばいいや〜 」

強力な言い訳手段を得た我々は、もはや集合時間である2時に鳴門西PAに到着するつもりはさらさら無かった。
というか、もはや無理である。
とりあえず食事をし、通りかかったサティで食材と酒、そしてテフロン加工のフライパンを購入。
この時点でBOSSから集合は現地に変更と連絡が入る。もはや何のために急いでここまできたのか分からない。
いや、元々急いでなどいなかったが。
これによりマッタリムードに拍車がかかる。

荷物をくくったネットに、
雑誌や酒やフライパンやフランスパンが次々と押し込まれていく。
因みにロズウェル氏とバッタ氏の肖像権は
私やスカパーなんかよりはるかに高いので顔をカット。

「とても新車で買ったバイクとは思えないね。」
バッタ氏の発言。
私とバッタ氏は02モデルのXLH883。
ロズウェル氏は03モデルのXL1200S。
3台とも見るも無残に荒いカスタムがされてしまっている。
まぁ、当人達がカッコイイと思っていればソレで良し。

当初は神戸西から明石大橋を渡り、四国入りするつもりだったのですが、
缶コーヒーミーィングの会場を後にする時に、ターミーさんから橋を渡るだけで通行料が4000円以上かかると伺った。
高ェ。
そんなにボッタくってるとは知らなかった。
ターミーさんから、明石からフェリーで淡路島に渡り、そこから高速に乗ったほうが少し安いと言う事を教えて貰いました。
教えて貰った道通りに走り、明石のフェリー乗り場へ。



少々混んでたようで、40分程待って乗船。
因みに明石から淡路の北まで、大型バイクと大人1人で1,150円。

バイクは私達を含め10台弱。
もっとバイブス行きの人が来ているかと思ってましたが・・
それにしても車詰め込み過ぎじゃねーか?
まさか船を使う事になるとは・・・
しかし楽しかったので良しとします。
高速代も、2000円弱浮いた事になるのかな?
よく計算はしてませんが・・。


明石大橋を越え・ ・ ・ でかっ!!

フェリーを降りて、速攻で高速に乗る。
フェリー内で確認したところ、まだ会場までは、名古屋から京都までの距離くらい離れている事が判明。
・・・思ったより淡路島や四国は、でっかいですね。
暗くなる前に会場に着きたいため、高速を120キロ程で飛ばす。

淡路島〜四国を繋ぐ橋で一枚撮影。
眼下の海を見ると、明らかに潮の流れが荒れているように見えました。
鳴門の渦潮、しっかりと見てみたかったです・・・
数少ない給油ポイントにて。
夕日が綺麗・・・
会場からは太陽が瀬戸内海越しの山へ降りていく所が見れるそうです。
間に合わなかったか・・・
淡路島からここまで、同じ方向へ走るハーレーは1台しか見かけませんでした。
俺達遅すぎですか?



若干高速で荷物を飛ばしながらも会場到着ー。(俺は飛ばしてないヨ)
暗くて良く分かりませんがスゲーバイクの数です。
毎年、5、6000台集まると言われていますが、今年はどうだったのでしょう。
因みに会場の横を通る高架は、瀬戸大橋です。



とっくに到着してるチームの皆と合流し、テントを立てる。
何故か皆、会場の一番端の、草がボーボーの場所にテントを張っていまして、
そんな場所に暗闇の中テントを張るのは一苦労でした・・・。

テントを張ってから、会場内をぶらりと回ってみる。
  
この、瀬戸大橋の真横が会場というのがなんともイイ感じです。
しかし民家が少ないため、4発を乗り回す暴走族やローリング等が走り回ってる音が響き続いてました。
まぁ、私達も奴等とそれ程違わない気もしますが、やはり就寝時には、死んでくれればいいのにとか思ったりする。

 
ライブはちょこっとしか見に行ってない。
勿体無い話ですが、そんな元気は正直なかった。
お店も飲食関係含めて、50以上は出ていたのではないでしょうか。
ロズ君達は、500円でドックボーンを買ってました。
俺も欲しかったかも。


みなさん持ってきた食材で料理をする。
私はコンビニのオニギリとかですよ。食に拘りか無いので。
皆が羨ましくないと言えば、嘘になる。

自分も買ってきた梅酒を飲んでまったりすごし、
鈴虫とコオロギの大合唱の中、12時頃に就寝。
流石に疲れていたか、恐ろしく早く眠れ、熟睡できた。
テントの周りで騒ぐ奴も居なく、夜中にエンジンをかける阿呆も居なかったのは幸いでした。




おはようございます。
7時ちょい前、清清しく起床。
キャンプの朝は何故か皆早起きです。

昨晩、良く見れなかった駐輪場のバイクや、会場を見て回る。


 
な ん だ こ の シ ョ ベ ル は ・ ・
強烈な奴を発見しました。今までに見た事の無いスタイルです。
ダントツで今年のMVPですな。私の中の。

なんというか、もうこのミーティングに来ているバイクは一線越えてしまった奴ばかりです。
ボルトオンカスタムしてるのが恥ずかしくなってくるくらい。

 
明るい時の駐輪場。
もう、バイク大杉。
自分のバイクが何処に停めてあるか、本気で分からなくなります。
そんな事は初めてだった・・・

キャンプサイトのスペースはけっこう余裕でした。
場所によっては初日の雨で若干ぬかるんでいましたが、
会場の環境は最高だったと思います。


基本的にチームのメンバーの顔は出せません。
皆アウトロー過ぎるので。
因みにVIBESミーティングでも、このオレンジの、
コールマン・ツーリングテントが乱立しておりました。
ウチのチームだけで3人お揃い・・・
今日来なかったアイアン乗りのメンバーもこのテントだし・・。

突然強烈なホームシックにかかる。
自分の部屋のベッドで寝っころがり、買っただけでまだ読んでいない
"ARIA"の7巻を読みながら暴君ハバネロを食いたくなる。
ヤバイ。

一気に荷物を纏め帰宅準備。
名古屋まで400キロか・・・頑張ろう。

ATMも探さなくてはいけない上、マイペースに走りたいので、9時頃、一人で会場を後に。
スタッフの方々が道の両脇に並んで、ニンジンを振りながら見送ってくれたのが、
なんだか凄いというか、とにかく良かったです。



途中でBOSS率いる帰宅先発隊に追いつかれたので、
帰りはBOSS達と走る。
写真は淡路SAより見た明石大橋。
帰りはフェリー使わず大人しく橋を渡って帰りました。




みんなミニタンクなので、スタンドがある度に給油をする。
結局香川から名古屋まで5回給油してますね・・・
スタンドはVIBES帰りのハーレーだらけでした。
路肩に停まってトラブってるバイカーもちらほら見かけましたが・・・


最後の給油地点、養老SAにて。
この時点で確か16時少し前、か。
一気に走ってみれば、けっこう早く着けるものですね。
でも7時間以上走りっぱなしなので流石に疲れてくる・・・


キモチイイー
疲れた体を伸ばしてからラストスパート。
無事帰宅いたしました。
天気は怪しかったのですが、結局降らず終いでした。
行く先々では雨が降った後で路面が濡れていたというのに・・・
ラッキーでした。

うーん。
もっと早く会場について、イベントや只野さんのお話などを聞きたかったかも。
次回、もし行ける範囲でVIBES MEETINGがあるなら、今度は早い時間に会場入りしよう。
とりあえず、充実した連休でございました。


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