飛騨 高山 チョッパーキャンプ MTG  - トンネル内で立ち往生 -



7月3日に、HOGの愛知チャプターのツーリングにご一緒する事になりました。
え? 表題はチョッパーミーティングじゃないのかって?
まぁ聞けや。

メンバーはイベント等で知り合ったハーレー乗りの方々。
最近一緒に走ることがよくあります。
集合場所の一宮ICに行くと誰もおらず、いきなりトラブる。
電話で確認すると、一宮じゃなくて一宮木曽と発覚。
いきなりボスにしてやられる。

集合場所に着くと、私以外のメンバーは皆到着していました。
で、他の参加者の方は、皆FL系のツアラーで、
ゴテゴテしいデコレーション仕様。年齢層はおっさん。
私が到着した時にはメンバー内で既に話が決まっており、
いきなり集合場所から私たちだけブッチしました。

ボス曰く、
「肌に合わなかったから。」

肌て。
まあ、到着前から雰囲気の違いで私たちが浮くのは目に見えていましたが。
何ていうか、予想した通りの軍団でした。

おじさん軍団に、 "こいつら何しに来たんだ?" 的な目で見送られた我々5人が向かった先は、
高山で行われているチョッパーミーティング。
こっちの方が私たちの好みの空気だと判断しました。
言い換えればバイブズ的。

目前の一宮木曽ICに飛び込み、
エヴォスポーツ3台、エヴォヘリティジ、ツインカムのワイドグライドで北陸道を終点まで北上。

長良川SAにて我々だけで気合を入れなおす。

煙草で火傷して驚いてジュースをこぼして煙草の火が消えたり、
腹痛を起こして皆を待たせたり、
何度かキックしてもエンジンがかからないので、セルでエンジンかけたりと、
グダグダぶりも各自で見せる。

同時に給油も。エヴォスポーツ3台ともミニタンクなので。
もしあのFL軍団とツーリング行ってたら果たしてミニタンクの俺達の立場はあったのだろうか。
往復320キロくらいの道のりでしたが、結局4回スタンドに寄りました。

 
予報では前々日まで雨みたいなことを言ってましたが、程よく晴れました。
暑くも無く、日差しも穏やかで風も無い。
エンジンオイルを替えたばかりの私のエヴォスポーツは絶好調で気持ちよく走れました。

  高速降りてから。
給油地点から100キロほど走りましたが、
1件もスタンドがありませんでした・・・

ここから会場まで下道を40キロ程走る。


ずっと最後尾を走ってましたが、みなさんカッコイーですわー。
目立ってます。



頻繁に会場を後にするバイカー軍団とすれ違い、
その度に腕を振り上げ挨拶をする。



41号に入り、しばらく走ってからわき道に抜ける。
ずーっと走ってるとどんどん田舎道に入っていってしまい、ボスを不安にさせる。
会場は山深い川沿いのキャンプ場でした。



既にイベントは終わりがけで、会場の日陰でバイク談義をしたり、
駐輪場のバイクを見てまったりする。


本日のMVP
渋いパンだ。
女の方が乗ってみえました。
キックでエンジンをかけており、、激かっこよかったです。

キックのあるHDほしいー。
ナックル似のエヴォリューション。
かなりにせてますねー・・・
タンクにチェンジノブまで付いていました。
む。肝心なキックが無いぞ。
一瞬リジッドフレームのエヴォスポーツかと思った。
リジッドバーで限界まで下げて、
フラットフェンダー付けてます。
けっこぉ下がりますねー。

もういいやリジッドでも。
 
我々と我々の単車。
集合写真の中に、少しアニメヲタ入った奴が混じってます。


無法者ばかりですので顔を大きく見せる事はできません。
全員違法パーツの嵐。基本ですけど。



1時少し過ぎに撤収ー。
早起きしたので何だか一日が長いです。


高速のSAで究極の珍車発見。

KRAUSER ドマーニ
713万〜 (税抜)
DOHC4バルブ直列4気筒  1100 / 1200 cc
100馬力


僕には価値が見出せない。




車の全く走っていない北陸自動車道をペースよく南下していると、
突然目前のトンネルで渋滞が起こっているのか、ハザードが見えた。


トンネル内で止まる事自体、稀な事なので写真をとってみたり。
私のバイト先からパクった低機能デジカメだと、暗い所じゃボケちゃうね。


が、様子がおかしい。
少しも渋滞が進む気配が無いのだ。

 
最初は大人しく待っていたのに、いつの間にかエンジンを切って座り込んで煙草をふかす始末。

状況のおかしさに、皆事故渋滞だと思うが、
前の車のおじさんに聞いても、ラジオでは情報がまだ無いとの事。


トンネルの中というだけで楽しくなる典型的な男の子思考の20〜30代の成人男性。



こんな時でも楽しめ!!


対向車線にある少し高い通路によじ登ってトンメルの先を見ていたいたリョウさんが、
通路に上ってる間に、対向車がビュンビュン走ってきて戻って来れなくなってたのが少し面白かった。

トンネルの壁のシミになったリョウさん。
マジ怖いからこういう芸はやめてください。


と、私たちが馬鹿をしていると、前方が煙ってくる。
さては三菱車の炎上か。

そんな事を考えていると、今まで流れていた対向車線まで止められ、
救急車のサイレンが。
カートのタンカを押して救急隊員がトンネルの路肩を走っていく。
流石にここまでくると周りの車からも野次馬が出てきて、続々と現場であろう方向へ向かっていった。
私たちのメンバーも二人行ってしまいました。

残った3人は前の車のおじさんとおばさんと話し込んだり、無意味に写真撮ったりして時間を潰す。



消防まで出張ってきた。

2台前方の車の向きが変わってますが、
奴はこのまま高速をUターンしていきました。

野次馬してきた二人が帰ってくる。
トンネル内での正面衝突らしい。
写真の通り、北陸自動車道は対面通行路がかなりありますから不思議ではありません。

上りも下りも止められているが、すり抜けできるスペースはあるとの事なので、
いい加減待つのも飽きたので出発する。
現場の整備員に少し文句をいわれるが、問題なく現場を突破。


現場ではワンボックスカーと普通車がフロント右側をかなりえぐられたまま下り車線に並んでました。
もし単車の私たちがこんなのに突っ込まれたら即死ですよね。
まだ事故車両の撤去が行われる気配が無かったので、当分は通行止めでしょうか。
恐るべし北陸自動車道。

その現場から10キロ下ったところでも事故ってたしね。
さらに下った対向車線ではマイクロバスがバーストしてました。

呪われとるんか。


以降は何のトラブルも無く、名古屋入りできました。
色々な事があって楽しかったです。
おじさん軍団のツーリングをブッチして正解だったと思います。
奴らは下道で高山を目指していたからな。遠いって。


不謹慎かもしれませんが、
正直、トンネルの中で馬鹿やってたのが一番たのしかったツーリングでした。

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