鉄馬友の会 LAST RUN  Vol,1



まず、この話をするには、鉄馬友の会というバイクチームについて説明せねばなるまい。
鉄馬友の会とは、名古屋の南山大学の沖縄人さんが中心となって立ち上げたバイクサークルである。
私は南山の学生ではないが、地元のバイク友人、スカルファックス氏がサークルのメンバーであり、
私は道案内とかで、鉄馬の方々と時々ご一緒させてもらっています。
なんでも、南山大学のバイクサークルは何度か発足しているが、
創始者が卒業すると共にサークルが消滅してゆくという。
学生課のおじさん曰く、
鉄馬友の会が4つ目らしいです。聞いた話では。

この鉄馬友の会、ことあるごとにツーリングでトラブル(以降、虎武留)を起こします。
メンバーの立ちゴケなど甘いもので、転倒、故障、が当たり前のように起こります。


事件その1
養老にて。
リーダーさんのクラッチワイヤー断線
タンク外してみるが直せる場所じゃなかった
レッカーされる
奥琵琶湖パークウェイにて。
峠のド真ん中で突然バッテリー端子がキれる。
何故か持ってたセロテープで修復するが
やっぱ無理
周りに何も無い山中で
1時間レッカー待ち
23時帰宅

事件その2

事件その3
鉄馬友の会のメンバー2人と共に
九頭竜湖への道中
歩道をスリ抜け中、反射板にハンドルを取られ
ハーレーが電柱激突
フォークが少し、シフターシャフトがかなり曲がる
一速が入らず、二速発進で帰宅
慣らし中なのに・・・
シフターシャフト修理費50,000円

その他、ガス欠、電装系の接触不良、何故かタイヤの空気が抜けていく・・・etcetc
もはや、この虎武留発生率は神がかった領域に踏み込んでいる。
私も、鉄馬のツーリングではないにしろ、鉄馬メンバーと共に行った九頭竜湖で、
納車1ヶ月のスポーツスターを電柱にツッ込ますという、洗礼を受けている。

そして、創始者、沖縄人さんの卒業と共に、鉄馬友の会も、過去のバイクサークルと同じく、
終焉の日を迎えようといていた。

ここに、鉄馬友の会というバイクサークルがあったという事を記しておきたい。

基本的に、冬季活動停止な鉄馬だが
最後のツーリングということで、2月8日にツーリングへ行くことになった
私も鉄馬と関わるきっかけとなったスカルファックス氏に誘われ、参加する事にした。
参加人数は7,8人とのこと。久々のマスツーリングだ。
が、
スカルファックス氏の買ったばかりの TRX 850 がオイル漏れを起こす。
赤男爵に持ち込み、修理はツーリングの日には間に合うとの事だったが
部品の入荷が遅れたとかどうとかで、参加不能に。
仕方ないので1人で集合場所の鶴舞図書館へ。
少し早く到着すると、
鉄馬友の会のホームページ(実質閉鎖中)の管理人が待っていた。
この時間で2人しか来ていないのに不安を感じる。
暫くたち、リーダーの沖縄人さんが、紅いインパルスを押しながら登場
さすが1つのバイクサークルを束ねる長
歩道を走らないとは実に紳士だ。


以上、3名。
20分ほど待ったが、これ以上集まらず。
さすが鉄馬。

始まる前から虎武留だ。

まさに、鉄馬LAST RUNにふさわしい、もう、行き着くとこまで来たぜッて感じだ。
こいつは、ツーリング中止かな、と思ったとき、管理人さんが、
「そろそろ行こうか」

行くのか?
心の中ですこし突っ込んでみて、いざ出発。
目的地は四日市競輪場の公園。どこだ、そこは?
当日になって初めて目的地を知ったのは初めてだった。
23号沿いっていうが、三重方面の23号って、混んでるんじゃあ・・・・

混んでました。しかも、トラックばかり。
名古屋出るまで、殆ど1本橋走行でした。
そこで1つ気が付いたことがある。
さっきから会話が一切ない。
このようなことも初めてだ。そこで更に1つ気づく
まさか、一言も喋らず、目的地まで走るという黄金伝説を築く気か?
特に、打ち合わせがあったわけじゃないが、2人とも、俺と同じことを考えているかもしれない。
そう聞いてみたいが、喋ってしまったら、この黄金伝説が達成されず、
2人とも、口には出さずともガッカリするだろう。
だから敢えて、私は2人に合わせることにした。
23号沿いの、1度見れば誰もが忘れない「鬼頭ギロチン工場」を通り過ぎ、
コンビニの手前で管理人が休憩のジェスチャーをする。
コンビニにバイクを止めると、管理人が、
「混んでるなぁー」、と、話しかけてきた。
なんだ、ちがうのか。
少しガッカリしながらも、コーヒーを飲んで、クロマティ高校を読み、再び出発。


到着
いつもは海や山を見に行くのだが、まあ、ある意味、こんな風景も面白いかもな。
それにしても、ゴム臭い。四日市ぜんそくになりそうだ。

取り敢えず、アホ写真を撮る
ツーリング先でまずすることの一つですね。
ですが、ここには面白い題材が無かった
遠近法を使ったタバコの煙
うん、面白くない。
失敗だ。

ふと、気が付くと、
リーダーさんがブリッジをして、写真撮られてました。
なんか、オイシイところ全て持っていかれたような気がした。

早々にやることが無くなって、牛丼食べて帰還。
帰りも混んでいたので、伊勢湾岸自動車道を使い帰る。
高速に入るまでの10キロ弱は、全て1本橋走行だった。もう、三重方面の23号は走らない。
高速に入ったらいままでのフラストレーションを晴らすかのようにトばす。
俺のスポーツスターは130キロが限界。
それ以上出すと、以前歪めたフロントフォークがフレだして、中を走ってるような感覚になるから。
管理人のFZX750や、リーダーさんのインパルスが羨ましい。

長島サービスエリアへ。巨大な駐車場の割りに、客が全然いなかった。
平日だからなのか、いつもこうなのか。
自動販売機で面白いもの発見。

乳酸サワー
し  か  も  ホ  ッ  ト

乳製品飲料の炭酸なんて聞いたことが無い。ましてや、炭酸のホットなど・・・
大いにチャレンジ精神を刺激され、100円投下。

だだのあったかいピックルでした。

名港トリトンを走り、流れ解散。
その足で学校へ。平日なので、授業をバックれてました。4限目に間に合った。

今回のツーリングはイマイチでしたが、
ホームページのコンテンツが寂しいので、レポート無理矢理作りました。
ちなみに、LAST RUNは仕切りなおしだそうです。
鉄馬LAST RUN Vol,2へ続く。
と思う。

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