ロードホッパー −ZEROを世に広めよう−



プロトのロードホッパーってバイク知ってますか?
有名なハーレーのカスタムショップ "ゼロエンジニアリング" がデザインして、
パーツメーカーのプロトが製造してるバイクです。

ロードホッパーのホムペ
ゼロエンジニアリング(の写真集)のホムペ

発表された時から、カッキーと思ってましたが、お値段が・・・・
それに、エンジン自体はエヴォスポーツの1200ccだし。
ですか、ゼロのバイクが量産車として買えるのは魅力。
ゼロにカスタムを依頼すると、今は4年待ちらしいですからね。お金も半端じゃないだろうし。
で、少し前に、プロトからメールでロードホッパーの試乗会の情報を頂きました。
場所は刈谷のリグニス
初めて行ったけど、ハーレーパーツが充実してました。
名古屋の洋品店で、ハーレーを扱ってる店は少ないので、これからはちょこちょこ来ようかと。

11時30分にリグニス到着。
試乗会は、
10時00分〜11時30分
13時00分〜14時30分
16時00分〜17時30分
だったっけ。
・・・・・・
とにかく、いきなり1時間30分の待ちだ!!

申し込みして、店をみて、バイクのとこに座り込んで、メシ食って煙草ふかしてると、
スタッフの方が「先にやりましょうか?」との暖かいお言葉。
さすがに目障りだったらしい。
予定より1時間早く、試乗させてもらった。



試乗したのは、74スプリンガーのタイプU。
18インチのコッカー (タイヤね、) がシブすぎる。
以前、ゼロにハンドルを買いに行った時に見た車両と同じだ。
エンジンは新品のシングルプラグ仕様、エヴォスポーツ1200cc
フレームはゼロデザインのリジッドフレーム。リアサスペンションは無い。
硬いサドルシートもタイトな乗り心地に拍車をかける。
セルを回すと、2 IN 1のマフラーから、いかにもハーレーといった低くて荒い排気音。
圧縮比の高いエヴォスポーツは、どちらかというと高音の弾ける排気音だが、これはなかなかイイ音。
私の付けてるモーターステージのブラスマフラーは、走行時はなかなかイイが、アイドリング音が軽すぎる。
・・・・マフラー変えよかな。
クランクケースより張り出すものが殆ど無いスリムさ。
剥き出しのリアシリンダーヘッドがたまらん。
近いうちに私のエヴォスポーツもこんな風にします。

ハンドルは、割とゆったり目に見えるが、けっこう絞ってあった。
角度が合っていないというのもあるが、少し疲れるかも。
私は、コレより狭いプルバックを買ってしまいました。
まだ付けてないけど、私は大変な買い物をしたらしい。
ウインカーは、押してる時にしか点灯しず、不便。
スロットルを回すと、随分軽くエンジンが回る。ツキがいい、というのか。
キャブはいじってあるのかと聞くと、キャブはノーマルのままらしい。
私の883ccに比べ、ボアだけ大きい1200ccは相対的にストロークが短いせいか、
ただスロットルケーブルが張ってるだけか知らないが。

走り出すと、車体が力強く飛び出す。
逆に言うと、低速ではコントロールが難しく感じた。スムーズにコントロールできず、ガクガクする。
1200のツインプラグでは、低速が扱いづらいと聞いたが、1200シングルプラグでも同じなのか?
でも、走り出してスロットルを大きく開けたときの加速感は、883ccとは別だと感じました。きもちいいわ。
リジットフレームのせいで、少しの段差でも硬い衝撃が腰に来る。
フレームがしなって、衝撃をある程度吸収しやすい設計らしいが、リジッドはリジッド。
その硬い乗り味は面白いとは感じたが、流石にキツイぞ、コレは。

排気音は、走り出すと割と静か。なんともいえない、クラシカルな音。
メカノイズと一緒に、ガショガショガショッと、いかにも機械といった音になって聞こえる。
排気音とメカノイズが違和感なくマッチする走行音とでも言うのか?
コレを狙ってるのなら、ゼロはスゴイと思った。
そんな基準、考えた事なかったし。



少ししか試乗できず、スピードも余り出せませんでしたが、私が感じたのはこんなんです。
扱いづらいところはありますが、これは渋すぎる。
新車の旧車スタイルとしては、ロディオといい勝負か
実車を見たらヤられるよ!!

余談ですが、スタッフの人が、私の名前と住所を見たら、
メールのデータで名前を覚えてたらしい。
で、色々話したり、試乗も早くやらせてくれたし、少し回し者的なレポを書いてみました。

ゼロスタイルサイコー

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