BREEZY - 10th ANNIVERSARY -



東海、近畿、などのアメリカン乗りにとっては有名なイベントですね。
琵琶湖で行われる二日間のキャンプミーティングです。
今回は私も覗かせていただきました。

まずは前置きを

イベントの数週間前に、地元の友人スカル氏に、一緒に行くゾと誘ったが、
「俺はあの空気にはちょっと馴染めんわ・・・」
との、反逆的発言。
確かに行き過ぎなカッコの人もいるが・・・。
俺は日本でもトップレベルのミーティングを見てみたい。
そこで乗り気ではない彼に、4月19日に琵琶湖にツーリングに行くと誘ったら
快くOK。
伏せてはいたが、目的地はブリージーである。

が、2日後くらいにあっさり俺の緻密なミスリードがスカル氏にバレて、
結局今回は1人旅でした。



天気予報で前々から知っていたが、19,20日は天気が悪い。
前日チェックしたら、名古屋40%、滋賀70%だった。
が、朝起きると微かに日差しがある状態。
別に雨に濡れることに抵抗があるわけではないので、とっとと準備。
装備はデニム地のシャツにカッパ代わりのウインドブレイカー。
アイテムは小さなウエストポーチに
デジカメ、タバコ、工具、
持って行くことに意味があるかは分からないが、折りたたみ傘。
それと、ポーチをすっぽり覆うビニール袋。
以上の、超軽装で出発。

明らかに雨が降りそうな雰囲気だが、
時折射す日差しと、
すれ違うチョッパー軍団に勇気付けられながら走る。

関が原を過ぎた辺りでパラつき始める。
この辺りは、いつ走っても天気が悪い。
大概琵琶湖の方に出れば少しはマシになるけど。

琵琶湖の近くまで行くと、さすがにバイクが多くなる。
こんな天気なのに。
コンビニで休んでるチョッパー軍団がすれ違うたびに手を振り上げてくる。
とりあえず湖岸道路沿いのバイクの止まってないコンビニで休憩。
コーヒー買って出てくると、キャンプ道具満載のヘリティジが入ってくる。
自然と目が合って、「ブリージーですか?」と、話しかけてみる。
その人も名古屋から走ってきて、向こうで連れと合流するそうだ。
なんでも、ブリージーには何度も来ているが、毎年雨だそうだ。
たしかに、バイブスとか見ると、いつも雨の写真ばかりだ。
話していると、今度は10台近くアメリカン軍団が入ってきた。
やっぱり向こうから、
「雨具出してないんですか?」みたいな、挨拶じみた言葉を掛けてくる。
趣味や目的が同じ人間には、知らない奴でも話しやすいもんだ。
いつまでも突っ立ってるわけにもいかず、アタマ下げてから出発。

突然、こんな天気なのに満員の駐車場を発見。
ココか。
入り口で入場料を払い、ステッカーとパッチを貰う。
ロゴの隣に、てるてる坊主の絵が付いているのがやたら虚しい。
今年も雨でした。

とりあえず撮ってきた写真。
自分の好みでピックアップ
俺のバイクだがや!!なに勝手に載せとんだてー!!!
って方いましたら連絡ください。抹消シマス。

( 注意  拡大写真のリンクは切りました )
駐輪場にて
みんな荷物満載・・・
74スプリンガー
カッコよすぎ
駐輪場で発見
バイク?
綺麗にまとまったショベル
ライトが2つあるな
ハマー。ハーレーの125CC
50年位前のバイク
トッパー
ハーレー唯一のスクーター
FXRのスポーツ仕様
ビッグツインでここまでやるか・・・
SRのホイール
合うなぁ
このバイク
ホットランでも見たよ
カワサキのツイン
渋い
サイドバルブ
一番カッコイイエンジン。
うおぉぉ〜
細くて長いバイク
大好き
エヴォもここまで
旧車チックになるか
キャンプ場の一角
カスタムバイクショー
有機的フォルム
いいね
何故かエンジンつきチャリ
ハーレー?
ワルそう
21インチが凄くマッチ

ダンボールにビニールを張った
フェインダー

高いスティード
ここまでやればスゴ

個人的に一番カッコよかった
ZEROスタイル

他にも、タンクがフレームのかなり上に乗っかってて、
タンクのトンネルとフレームの隙間にペットボトルが突っ込んであるバイクとか、
男らしいバイクがいっぱい。
国産とハーレーで半々ってとこかな。
あと、旧車の停めてある地面には、
雨で流れ出したオイルが七色に輝き、広がっていた。

とりあえず駐輪場で写真とって、キャンプ場をぐるりと1周り。
焼きそばに唐揚にジュースにビール。
皮細工屋や、アクセサリー、中古パーツ屋etcetc . . .
何も買わなかったけどね。

駐輪場で、コンビニのヘリティジの人と再会。
毎年風が強くてテントが湖に飛んでくとか、
グローブの色が手に付いたとか話して別れる。
さてと、帰ろ。
完全に降ってきたよ。
まぁ、大雨ってほどじゃないが。
持ってきたビニール袋をポーチに被せて
装備を整え(?)出発

気づくの遅いけどガスがやばい。
このまま湖岸道路を走っていても、スタンドがあった記憶が無い。
このまま来た道走ってると最悪な事態になりそうなので遠くを眺めてみる。

いつのまにか霧が降りてて真っ白・・・周りの山が消えてるよ・・・
田んぼ以外何も見えず、滅入ってくる。
更にウインドブレイカーの防水効果が限界に達し、雨が染みてきた。
手足が冷えるのが構わないが、肩や胸が冷えるとマズイ。
ごっつマズイ。
体温ガンガン奪われるからね。
薄着過ぎた。外気温は13度。寒い。

すれ違うバイカーたちはみんなカッパを着ている。
バカヤロウ。
バイカーがそんな後ろ向きな物を買うな。俺はもってねぇぞ。
だが、今日は流石に欲しくなった。

8号線に入れば市街地に出るはずなので、ソッチの方に走ってみる。
一向に田舎道なので不安になるが、なんとかスタンド発見。
意外とまだガソリン2gくらい残ってたりして。
ハイオクマンターン。

次は体温の問題。
絶対ヤバイってコレ。
濡れて張り付いた服がどんどん体を冷やしてくれる。
しかも時間は4時。
21号の、米原−関ヶ原間はずっと1車線でこの時間は渋滞する。
冷えた腕でこのクソ重いクラッチを握り続けるのはヤだ。
ってか、腕つる。
冷えると足もつる。

よって、彦根ICより高速を使って帰る。
雨の日の高速は初めて。こわ。
80`のマイペース走行で車の流れを乱す。

伊吹サービスエリア
まだ霧が出てる。
大津の辺りはもっと白かったぞ。
とんこつを食す
服が冷たかったので、脱いでシャツ1枚で食べた
さらにラーメンを写真に収める
かなりの不審人物に思われたに違いない

とにかく体が冷えるので、無理に熱いお茶を飲んでおく。
気づくとケータイにスカル氏からメールが。
「ゲンキ?」
ムカッ

名古屋に近づくと雨は上がっていた。
でも車の巻き上げる水しぶきで、降っていようがいまいが関係ないが。
綺麗に慣らされたアスファルトの上を走るのは気持ちいい。

一宮ICの出口で、最後にフル加速しといた。
スポーツスターは速いなぁ

とりあえず生還
その日のうちにこのツーレポを書く俺の手際のよさに関心しろ。
明日はスポーツスターミーティングに行きたいが
降水確率80%

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